浜児ケ水のサンコンメ

新春の1月7日指宿市山川浜児ケ水で鬼火焚きの前行事として行われる珍しい特異な「サンコンメ」という伝統行事を見てきた。
煤をつけた15歳になった男の子が主役となり、孟宗だけを担ぎ、見物人の輪の中でグルグルと回り、担いだ竹を地面に
放り投げ竹が割れた中から小銭が飛び出す。見物人はこの小銭を家の神棚に供えその年の幸運を祈る行事である。

BGM=BGMの小箱 春予感

写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

              

南日本新聞(19.1.8)より転載

 指宿市山川浜児ケ水(はまちょがみず)の伝統行事「サンコンメ」が7日あった。地区内の辻など5カ所で
子どもらが硬貨が詰まった竹筒を担いで舞い、1年の健康と豊作を祈った。
 用意されたのは2メートルほどの竹筒3本。「五穀豊穣(ほうじょう)」「無病息災」などと書かれた半紙
を付けたかさを被った担ぎ手は、竹筒を肩に担いでクルクルと回った後、地面にほうり投げた。衝撃で裂けた
竹筒から硬貨が飛び出すと、取り巻いていた住民らが歓声をあげ拾った。見物客らには、なますや焼酎が振る
舞われた。
 地区の保存会や旧山川町史によると、サンコンメは毎年、鬼火たきの前に行われており、主に数え年齢で
15歳の男子が担ぎ手。元は漁師らのニセ入り儀式だったとの言い伝えがあるという。